正社員の介護士の平均年収は約324万円です。これは、日本全体の正社員の平均年収が約360万円であることから考えると、やや低めだと言えます。
また平均的な時給はどうなのかというと、アルバイトやパートは11,44円、派遣社員は1,482円となります。日本全体のアルバイトの平均時給が1,065円で、派遣社員の平均時給が1,900円以上であることから、介護士のアルバイトはやや高めですが、派遣社員として働くには低めだということになります。
それでは大阪府で正社員として働く場合の給料について見ていくと、介護士の平均年収は約330万円で、介護士としてはやや高めとなります。月給だと大体28万円となり、初任給の相場は約21万円です。大阪府内で最も平均年収が高いのは枚方市で、続いて吹田市、忠岡町という順番になっています。
次に平均時給はどのくらいになるのかというと、アルバイトやパートなら1,199円、派遣社員なら1,473円です。全国平均と同じようにアルバイトであればやや高めですが、派遣社員として働く場合には低い傾向にあります。
何故介護士の給料が平均よりも低くなってしまうのかというと、その原因は財源の少なさにあります。介護サービスを提供するにあたって発生する介護報酬が低いため人件費に回す余裕が生まれず、介護士がいくら仕事を頑張っても給料に反映されにくいのです。超高齢化社会に備えて人員を確保するためにも、介護士の待遇改善を行うことが大切だと言えるでしょう。大阪府で介護職に就くことを検討している方は、こちらのサイトも参考にすることをおすすめします。